就活生さん、お疲れ様です
街に出るとスーツ姿の学生さんを見かける季節。
自分自身の2年目(たぶん)を思い出す。
就活前はみんな横並びで、授業の実験とかで協力し合ってたんだけど、それぞれみんなバラバラになって違うものを追いかける。早い子も要領がいい子もいる。大抵グループの真ん中にいて、あの子なら大丈夫て子がいて、そういう子から決まっていく。
あと容姿の良い子も早い。それを見て、神様って不公平..て、心のなかで拗ねた。
- 作者: 朝井リョウ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: 文庫
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【何者】を読んでそんな生々しい感情も思い出した。私の就活は当たって砕けろというよりは、小さく注意深くしていた。受けた企業は10社前後かな。自分を出すってことに抵抗があって、斜に構えた嫌なヤツだったと思う。
就活というプレッシャーありまくりの精神状態で、いつまで続くかわからない孤独を感じ続ける。受けなくてもいいような社会的拒絶で自尊心がボロボロになっていく。この無理ゲーいつまで続くんですか(笑)て思って、卒業して、一年間アルバイト状態になった。
そんな私も、今は縁あって営業の仕事についている。多くのお客様と話をしていく中で、一番苦手だった''人間関係''の中に飛び込んでいくなかで、社会の中の自分ってものがわかるようになってきた。
「まだ若いんだから、半分は社会勉強て気持ちで、あと良い若い男見つけんしゃい」と採用者は言ってくれる。
ホントその通りで、仕事を通じて他人と仲良くなるなかで理解できることが増えてきた。色んな業種・業界で働く人がいること、会社の中の立場でその人が興味・関心を持つことが違うこと。
いつも不思議なのは、出入りする企業に若い子がやたら少ないこと。「労働者の3割は非正規労働者」だからなあ。良い男の子がなかなか見つからなくて、こまってる(笑)
まあーこんな感じで元就職浪人でテキトー人間も働いてます。難しいこと気にせず、明るい笑顔で素直にやりゃいいんでねぇでしょうか?
↓就活の極意を語って下さる美輪明宏さん
https://youtu.be/dTTi1Luy9fU
いろいろあって困ったときは身近な頼れる人に色々聞いてもらうてことがいいんじゃないかなと思います。近くの人間関係の大切さに気づく今日このごろ